2022/01/13
美味しいご飯の炊き方
せっかくのお米を美味しく炊いていただくために炊き方のポイントをご紹介します。
- お米の計量(きっちりと計れれば炊き上がりが安定します)
カップ計量:隙間なくカップに詰めてすりきりにして下さい。
計量器計量:1合は150gです。正確に計って下さい。 - 研ぎ方
最初に多めの水で手早く洗って、すぐに水を切って下さい(ザルを使うと水切りが楽ですが精米には金属製は避けてください、米が傷つき割れやすくなります、玄米は金属製も大丈夫です)。
精米は軽く研いでから2回軽く水洗いするくらいで済ませてください。
玄米は強く表面に傷つけるくらいに研いで下さい、固い表面に傷をつけると水の浸透性が上がります。 - 使用する水
水は軟水(硬度120mg/L以下)のミネラルウォーターまたは浄水器を通した水道水を使うようにして下さい。浄水器は【東レのトレビーノ・スーパーシリーズ】がオススメです。 - 水の計量(お好みで加減して下さい)
炊飯器:水平な場所で内釜の目盛りに合わせましょう。水平でない場合は一周回して適切な位置で合わせて下さい。
計量器:精米×1.42(精米1合150gに対して水213g)
玄米×1.77(玄米1合150gに対して水265.5g)を目安にして下さい。 - 浸水時間
精米:夏は30分程度、冬は1時間以上
玄米:夏は6時間以上、冬は8時間以上浸水して下さい。 - 炊飯
炊飯器:精米は浸水時間が十分であれば早炊きで美味しく炊けます。
玄米は圧力IHで玄米・熟成炊きモードがあればふっくら炊けます。普通の炊飯では固くなりがちなので、研ぐ時間を長くすると食べやすくなります。
土鍋 :玄米には不向きと思われますが、精米は火力調整がうまくできると最高の炊き上がりになります。最初に強火で沸騰させ中火で5分、弱火で4分、最後に強火で5秒、あとは10分蒸らして炊き上がります。
圧力鍋:精米は沸騰加圧後、加圧時間1分で終わりです。内圧が下がるまで余熱で炊き上がります。
玄米は加圧時間が15分かかりますが、圧倒的に光熱費が節約できます
お客様から【アサヒ軽金属工業のゼロ活力なべ】を推奨されました。 - ほぐし
炊き上がったらすぐに水気を飛ばすため、ほぐして下さい。直ぐでないとご飯同士がくっついて固まり食感が悪くなります。しゃもじで十字に切って底からふんわりと持ちあげるようにほぐします。 - よそい方
少しずつ2、3回に分けて、ひっくり返したり押さえつけたりしないようにふんわりとお茶碗によそいます。最後にしゃもじを立てて形を整えます。